セルシオ 各部メンテナンス タイミングベルト・水廻り編

ワシヅオートセンターです

トヨタ セルシオ(UCF30)です

以前、トランク・ボンネットのダンパー交換したり、1年点検と一緒にブレーキキャリパーをオーバーホールしたお車です

詳しくはこちら(ボンネットダンパーブレーキキャリパOH

1年点検の際に不具合箇所がいくつか見つかったり、整備歴がちょっと不明なところもあり再度入庫頂きました

ということで、いろいろメンテナンスの第2弾です

現在の走行距離は約15万Kmほどなのですが、タイミングベルトの交換歴が不明なのです

お客様から「不安を抱えたまま走りたくない」との事で、今回交換していきます

仮に1度やっていたとしても、今後10万Kmは走り続けられますからね

また、前回の点検の際にラジエーターの劣化、ホースなど数か所から水漏れを確認しています

費用は掛かってしまいますが、水廻りも整備しますので一緒に修理していきます

タイミングベルト交換するためにラジエーターを取り外し

アッパーホースの接続部 こうなってしまってはホースは交換です

この冷却水の固まったところはきれいに除去しておきましょう

サーモケースの取付部も漏れてますね ここにはOリングが入っています

水漏れの処置は後回しにして、タイベルを外すべく邪魔になる部品を外していきます

作業していて気が付きましたが、おそらく1度タイミングベルトは交換しているはずです

固いことで有名なクランクプーリのボルトが簡単に緩みました

タイミングベルトが外れました

さらに奥のウォーターポンプも取り外し

よく、タイミングベルトと一緒にウォーターポンプも交換しましょうと言われる理由はこれです

ウォーターポンプを交換するにはタイミングベルトを外す必要があります

仮にタイミングベルトだけ交換して、後日ウォーターポンプが壊れた場合、またタイミングベルトを外さないといけません

2度手間ですし、工賃も2回分発生します(車屋的には儲かるんですけどね)

ウォーターポンプを新品に

テンショナー

ベアリング等を交換 写真を撮り忘れましたが、タイミングベルトももちろん交換

このへんはタイベルセットですね

クランクのオイルシールも念のため交換しておきます

最初の方に出てきたサーモケースの水漏れ箇所

Oリングにべっとりと液体ガスケットが塗ってありました

前回外した時にOリングを注文し忘れたのか、漏れてきたから塗ったのかはわかりませんが残念ながら止まっていませんでしたね

やはり、正しい部品を使うことは大切ですよ

もちろんサーモスタットも新品にします

冷却水漏れを起こしていたリザーブタンクは、ファンシュラウド一体なのでシュラウドごと交換

ファン、モーター、ECUは古いシュラウドから移植します

今回、ラジエータのアッパータンクが変色し漏れの危険があったのでラジエータも同時交換です

このタイミングでラジエータも交換してしまえば工賃はセットです

もちろんラジエータ本体の費用は掛かりますので、今回の出費を抑えるか、長い目で見て一緒にやっておくか

そこはお客様のご意向に沿わせて頂いています

ホース取り付け部に漏れ跡があったので、アッパーホース、ロアホース、バンドも新品に

漏れを起こしていたヒーターコックも交換

全てをセットしましたら、エンジン掛けて冷却水をじっくりコトコトエア抜き作業

タイミングベルトを交換してますので、無事エンジン始動しすこしホッとします

最後に水漏れ等無ければ作業は完了です

これで安心して次の10万kmまで走り続けられますね

実はこのお車、別の修理も一緒に行ってるんです

次は、ステアリングラック編です

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