ワシヅオートセンターです

三菱 FK (FK628L) クレーン付きのトラックです
写真加工してカッコイイ風にしてみました( *´艸`) 特に意味はありません
車検で入庫しました 今回はやること多めです

まずはマフラー フロントパイプがバックリ割れています
以前からここは割れてまして、車検ごとに溶接して塞いでまた割れてを繰り返してましたが
そろそろ溶接も限界そうなので交換に踏み切ります


タイコやテールパイプも曲がりや穴あきがありますので、ほぼすべて交換します
再使用するのは排気のシャッターと一部のステーくらいになります
次に不良個所は左前のキングピン ガタがかなり出ています


左前のタイヤです
タイヤパターン的にちょっとわかりにくいですが、表面がデコボコと変摩耗しています
キングピンにガタがあるせいで、曲がる際にタイヤが変に傾いてしまい歪に変摩耗してしまいます
特にトラックは据え切りを多用しますので悪影響が顕著ですね
修理としては、キングピン抜いてブッシュ打ち換えとはなりますが
キングピンがなかなか抜けないことが多いんですよ…
働く車ですので、抜ける抜けないでグダグタ時間を掛けていられません
ですので今回は中古のアクスルへ交換します
次は噴射ポンプ

燃料漏れを起こしています
漏れた軽油にホコリがくっついてベトベトです 先述のマフラー割れでススもくっついて真っ黒です
年式もそこそこなので、リビルドの噴射ポンプに交換したいところですが、もろもろ修理で費用も掛かりますので
今回はパッキンの交換でやってみることにします
一度車をお返しし部品手配次第、再度修理していきます



部品はいりましたので、作業していきます
アクスルの中古はちょうどよくすぐ見つかりました
中古品は一期一会なところがありまして、タイミングが合わないとなかなか見つからないこともあります

ボロボロになったマフラーを撤去

位置をあわせながら取り付けていきます
気を付けないとサイドバンパーに干渉したりします

バッチリ取付できました

アクスルは最初にブレーキを取り外し

ごっそりと外れます ホイールシリンダーはOHしておきました

中古のアクスルにはベアリングが付いてましたので、撤去して新品のベアリングに交換しておきます
もちろん左右とも交換です

ベアリングのレースも交換しておきます
ベアリングとレースは同じ箱から出したもの同士でセットにしましょう
もちろん左右とも交換です

エンドブーツなんかも切れてはないですが、ヒビもありますし交換しておきます
車体に付いてない状態ですので今のうちに交換しておくと楽ちんです
これで、中古のアクスルは載せる準備が出来ました

アクスル交換をやっていきます
リジットラックでフレームを支えまして、アクスルを降ろしていきます

Uボルトのナットが全く緩まなかったので酸素でカット
リーフスプリングの間には異音防止のプラスチックのシートが入ってますので、それを溶かさないように慎重にかつ迅速にカットします
Uボルトとナットは新品に交換です

アクスルが降りました
重たいので腰をやらないように注意しましょう

中古のアクスルを載せました
ボルトの位置などを合わせながら慎重に付けます できたら3人くらいでやるとスムーズです
忘れずにグリスアップもしておきます

ブレーキ戻して、ドラムつけてタイヤ付ければアクスル交換も完了
最後にサイドスリップを調整します それと、ボコボコに偏摩耗したタイヤはローテーションして後ろにもっていきました

最後に噴射ポンプ 作業前に清掃してみましたら 5.6番から特に漏れてるようですね
ただ、こういう場合も全て交換しておいたほうが吉です

中のパッキンとネジ部のOリングを交換します Oリングは細かくヒビ割れしてましたので寿命だったと思います
小さい部品が多いので、落とさないように注意して作業します

すべてのパッキンを交換しました その場では漏れはありませんでした
ここは要経過観察が必要ですね 燃料フィルタも交換してあります
これにてメインの整備は完了です
その他オイル交換やリヤのカップ交換など車検整備を行いました
今回は整備箇所が多く、そこそこ費用が掛かりましたがしっかり直すべきタイミングでしっかり直しておくことがベストだと思います
もっといいますと、ちょっと漏れ始めた・ちょっと壊れ始めた の初期段階で修理しておくほうが、なおベストです
壊れた部品は放っておいても直ることはありませんので、早期整備をオススメいたします