スズキ キャリイ(DA63T)エアコン修理

ワシヅオートセンターです

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スズキ キャリイ(DA63T)です

「エアコンが効かないよ」と入庫しました

今年の夏も暑いですね 6月末くらいから当店、エアコン修理で盛り上がっております

多い日は1日 5~6台 診てほしいと入庫することもありました

そんなうちの1台です

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「仕事で車使いたいから、応急処置でガスだけ入れて効くようにしてほしい」と言われましたが

ちょっと写真わかりにくいですが、コンデンサファンが回っていないのが原因でした

今回のケース残念ながら、ガス入れても効くようにはなりません

ハンマーの柄で軽くたたいたら、思い出したかのように回りだしました

回ってる間は冷たい風が出ます

残念ですが、ファンは寿命ですので交換が必要です

「走行中は冷えませんでした?」と聞くと

「そういえば、走行中は冷えてたかも」とのこと

それにしても、この車少し錆が多いです 錆って結構厄介なんですよ

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後日、部品入荷とともに車預かりまして作業していきます

まずバンパー外しまして

運転席側にある縦じまの板がエアコンのコンデンサです この裏にコンデンサファンがいます

コンデンサはコンプレッサーで圧縮されたエアコンガスを、冷やす役割をしています

正確には、圧縮されてガス状になった冷媒を、液状にしています

走行中は走行風で冷えますが、停車中は走行風が無いのでファンを回して強制的に冷やしてますので

今回のケースは走行中に多少冷えたりします

夏場の信号待ちの車って、みんな「フイーーーーン」て音しますよね

あれは、コンデンサファンが回ってコンデンサを強制的に冷やしてエアコン利かせてるんですよ

ちなみに、隣にいる似たような部品は冷却水のラジエーターです

多くの車はコンデンサとラジエーターが前後に重なるように配置されてますが、キャリイは横並びです

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コンデンサの裏を覗くと、黒いカバーの覆われてますが、ファンがいます

配管を外さず、うまく抜くことも出来なくはなさそうですが

余計なところを壊してもいけないので、ガス回収してコンデンサーを外して作業します

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コンデンサと配管の接合部 なんだかウルウルいしてます

ここからガス漏れを起こしてる可能性もありますね ちょうど外す前提でOリング取り寄せてあるのでちょうどよかったです

それにしても、ボルトがすごく錆びてます

丁寧に緩めないと、万が一ボルトが折れたら、コンデンサ交換になってしまいます…

見積もりに入れてないし…タノム、オレナイデクレ…

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無事、外れました ヨカッタ…

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反対側の配管も無事外れまして

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コンデンサ外しました

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新旧部品です 古いほう、だいぶ錆びてます

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新しいファンを、コンデンサへ移植

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コンデンサにつながる配管のOリングも新品に

あとは逆の手順で組戻しまして、エアコンガスをチャージすれば、バッチリ冷風出まして作業完了です

コンデンサファンもブンブンに回っていましたよ😊

ここ数年、夏場とんでもない暑さですので、車でエアコン効かないは死活問題になってきました🥵

不調を感じてる方は、あまり我慢せず、お早めに車屋さんにご相談ください

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