スペーシア カスタム 冷却水漏れ修理

ワシヅオートセンターです

スズキ スペーシアカスタム(MK53S)です

エンジンオイル交換で入庫です

ボンネットを開けてみますと、ふんわりと甘い匂いがします 冷却水の匂いです

CVTの上ですが、ほんのり青くなっているのが分かりますか?

冷却水が漏れて乾いた後です

インタークーラー外すと漏れ箇所がよく見えます

サーモスタットケースのようです

オレンジの〇がケースの継ぎ目、矢印が水温センサーです

この辺りが漏れてるように見えます

念のため圧を掛けてみると、継ぎ目の下側から漏れてきました

冷却水漏れは確定ですので、このまま走るのは危険です

お客様に説明して、このまま入院です 代車乗っていってもらいました

サーモケースを取り外し

外したケースです

2つ穴があるのですが、左側のパソコンの起動ボタンのような穴にパッキンが入るのですが

ここから漏れた可能性が高いです

パッキンだけの部品設定もあるのですが、今回は大事を取ってケースも交換します

ケースが割れたり歪んだりしてる可能性も0ではありません

Oリングだけ交換してまた漏れて、ケースをまた変えてでは2度手間ですし、困るのは何度も修理に出すお客様です

次に疑わしき水温センサ

ここにもOリングがいます

Oリングだけの部品設定はないのでセンサごと交換になります

センサも比較的安価ですので、疑わしくは手を打った方が確実です

どうせサーモケースを外したのでサーモスタットも交換します

サーモスタットも消耗品です どうせなら一緒に交換すればこの先安心です

ここまで見ていて

「一緒に部品ばっかり交換して過剰整備だ!」って思うか

「一緒に交換してくれて安心だ」と思うかは、人それぞれです

こういうところで、同じ修理なのにAの店では1万円って言われたのに、Bの店では2万円って言われたとかが発生します

ただ単に「Aの店は良心的」「Bの店はぼったくり」と思うのではなく内訳と理由をきちんと聞けば、気分が変わるかもしれませんよ

もちろん、そこでAの店を選ぶか、Bの店を選ぶかは、人それぞれです

もしかしたら、Bの店は本当にぼったくりかもしれませんからね

それに、まだまだ乗り続けるのか、あと1年で乗り換えるのか、とかでも修理内容はかなり変わってきます

少し話がそれましたが、部品を戻していきます

この段階で漏れ跡はしっかり清掃しておきます

冷却水を充填 じっくりコトコトエア抜き作業

気温が低いのでなかなか水温は上がりませんが、焦ってはいけません

エア抜き作業が完了したら、漏れが無いかチェックします

問題なく漏れなくなりました

最後に、当初の予定だったエンジンオイルを交換して作業は完了です

「オイル交換行ったら、車壊れてるって言われちゃったよ…」と思うか

「オイル交換行ったら、壊れてる箇所見つけてくれて、直してもらえた♪」と思うかはそれぞれですが

不具合個所は、早期発見・早期修理がベストですよ

(株)ワシヅオートセンター
静岡県湖西市鷲津1138-1
TEL 053-576-0348
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定休日 日曜・祝日

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