トヨタ ヴァンガード タペットカバー破損

ワシヅオートセンターです

トヨタ ヴァンガード(ACA38W)です エンジンは2AZ

車の写真を撮り忘れたので、いきなりエンジンルームの写真からです

普段は他の車屋さんで車検等受けてるそうですが、知り合いの紹介で当店に来てくれました

エンジンの調子が悪いときがあるとの事で入庫しました

預かった際は特に症状が出ていなかったのですが、可能性がありそうなところを点検してみようと思います

あいかわらず至近距離のピントが合わない僕のスマホです

スパークプラグがだいぶ消耗しています

走行距離は現在13万kmくらい 

このお車は数年前に中古で買われたそうで、交換歴は不明ですが、おそらく変えたこと無いと思われます

これが不調に対して直接悪かったのかは分かりませんが、メンテナンスとして交換しておきたいところです

オーナーさんと相談し交換していきます

スパークプラグ交換だけのつもりだったのですが、1番のプラグホールがオイル浸しです

プラグホールパッキンがダメになってるようです(この時はそう思っていました)

オイル漏れを放っておいていいことはありません

イグニッションコイルがふにゃふにゃになったケースも見たことあります

ここも交換していきます

プラグホールパッキンはタペットカバーの内側にいますので、タペットカバーを外さないといけません

基本的にタペットカバーパッキンと同時交換です

逆にタペットカバーからオイル漏れした時も、プラグホールパッキンも同時に交換しましょう

だいたい部品もセットで出るケースが多いです

ただ、気を付けたいのがプラグホールパッキンの部品供給が無くタペットカバーごと交換するしかない車種もあります DIY派の方は注意しましょう

(タペットカバー = シリンダーヘッドカバーって言ったりもします)

タペットカバーを開けてパッキンが外れます

こんな感じで全部くっついている車種もあります スズキのK6Aとかもこんな感じです

年式相応、ちょっとカチカチになり始めています

これを交換すればと思っていたところ、再び問題ありまして

タペットカバーを裏返したところ、オイル漏れしていた1番のプラグホールに違和感

穴が開いてるといいますか、裂けているといいますか、破損しています

イグニッションコイルからのリークかと思いましたが、そういうわけでもないようです

少し調べてみますと、どうやら搭載されている2AZエンジンではちょいちょい起こる事例だそうです

しかもどの事例も1番が破損 なにが原因でかは分かりませんが持病のようです

穴の補修は出来ませんのでタペットカバー交換です

どんどん修理金額が上がっていきます…

新品が届きました

もう壊れないで下さいね

装着しました

もちろん、タペットカバーパッキンと、スパークプラグは新品に

念のためオイルに浸っていた1番のイグニッションコイルも交換しました

納車させていただき、しばらく経ちましたが不具合の連絡は今のところないので

このまま調子よく走ってくれることを祈ります

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