ワシヅオートセンターです

トヨタ ハイラックス(KZN185W)です
年式や走行距離を考え、いろいろとメンテナンスを前回ATFの交換を行ったお客様です
トヨタ ハイラックス ATF交換←詳しくはこちら
いろいろメンテナンス第二弾として、またまたご来店くださいました
今回は、タイミングベルトとウォーターポンプの交換他、各油脂類など、もろもろ依頼いただいています

現在の走行距離は約28万km 前回のタイミングベルトの交換は18万Kmのようですのでちょうどいい時期です

エンジンは1KZです 作業していきます

ウォーターポンプの交換するために、周りの部品を取り外し
タイミングベルトも取り外します
事前に上死点は出しておきましょう


ウォーターポンプを撤去し、新品を取り付けていきます

ちょっとピントが合ってませんが、サーモケースはここにあります

新品に交換します ジグルバルブの向きはきちんと合わせましょう
この辺は、水回り交換するときは一緒にやっておきたいですね

新品のタイミングベルト、オートテンショナー、テンショナーベアリングを取付
カムシャフトのオイルシールも交換しました
クランク回して、タイミングがずれていないか確認しましょう

あとは逆の手順で戻しつつ、各補器ベルトも新品を取付
このタイミングなら、工賃はセットです

2本掛けベルトって、なんかベルトのロゴを合わせたくなっちゃいます(整備士あるある?)
回っていくうちにだんだんズレていくんですけどね


エンジンオイルとエレメント交換
以前、他社でエレメントが固く締まっていて緩められない と断られたそうです

確かに固かったですが、緩めることが出来ました

燃料フィルター交換
意外と見過ごされな部品ですが定期的な交換は大切です
どんなに大切に乗っていても、燃料タンク内のコンディションはどうしても新車の時よりも劣ってしまいます
年式が経ったり、走行距離が伸びてる車は推奨の交換時期よりも早めの交換がおすすめです
今回のお車は噴射ポンプですので超シビアとまでは言いませんが
特にコモンレールを採用しているお車は、燃料内のゴミの混入はエンジン不調に繋がりやすいです
燃料フィルタの定期的な交換は大切ですよ

交換後はエア抜き作業を忘れずに行いましょう
でないと、いつまでもエンジンは掛かりません
プライミングポンプをモミモミしてあげましょう
最初は柔らかいですが、揉み続けると次第に重くなってきて、カチカチに固くなったら抜き終わりです。
エア抜きの話です



フロントデフ、リヤデフ、トランスファのオイルを交換

事前にご相談いただいてますので、ガスケット類も手配済みです 安心ですね

シフトレバーの電球が切れているとの事で、交換しました
この年式になってきますと、内装のクリップや爪も折れやすくなります
慎重に、丁寧に、勇気一発で外しましょう

最後にエンジン始動し冷却水のエア抜き エンジン掛かると、少しホッとします
試運転をした後、タイミングベルト交換したよシールを貼り付ければ作業完了です
いろいろメンテナンス第2弾でした
作業をしていて、ラジエターのアッパータンクの変色が少し気になりました
プラスチックのタンクなんですが、新品時は茶色で劣化してくると薄い茶色に変わってきます
劣化してきた証拠になります 劣化してくるとカシメの部分から漏れてきたりしちゃいます
オーナー様にそのことは伝え、漏れてきたら修理しましょうとさせていただきました
こちらのオーナー様は普段から車のチェックをされてるので、ご自身で経過観察して頂きます

ちなみに、オーナー様はご自身で修理書を持っている強者です(笑)
これからも大切に乗り続けていただけると嬉しいですね!
「長く、大切に乗り続けたい・トラブルは事前に防ぎたい」といったご依頼もお受けさせて頂きます
その際は、お車と一緒にご来店頂き、車を見ながらご相談させていただくことをお勧めします
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