ワゴンR ターボ故障 大事なのは原因

ワシヅオートセンターです

スズキ ワゴンR(MH23S) 同業他社より入庫しました  走行距離およそ10万Kmほど

エンジンより異音するとのことで修理依頼です

エンジンを吹かすとカラカラカキカキとなかなかの音量の金属音がします(動画撮ればよかった…)

少し調べてますと、どうやらターボから音が鳴っています 過給もして無いようなのでターボを降ろしてみます

フロントバンパーを外しますとターボが見えます

冷却水・エンジンオイルは抜いておきます

ターボを摘出

これがターボです

どこが音の原因かですが

扇風機の羽根みたいなものがありますが、これが排気側のタービンです

これは吸気側の羽根(コンプレッサ)とつながって回転するのですが

ちょっと分かりにくいですが、羽根(タービン)を指で触ると横方向に動いてしまいます(首を振ってしまう)

吸気側の羽根(コンプレッサ)と軸で繋がっているので、本来は横方向に動きません

軸が折れているようです

これにより、吹かして排圧が掛かるとタービンが首を振りながら回るのでハウジングと接触して金属音が鳴り

軸が折れてるのでコンプレッサが回らず過給しなかったということになります

ターボチャージャーの交換となります

今回は大丈夫でしたが、仮にターボの部品が粉々になり吸気側に吸い込まれますと

エンジンにも致命傷になります(インタークーラーで止まる場合もありますが…)

リビルドのターボに交換して作業完了にしたいところですが

ここで終わらせるのはちと早いです

というのも、さまざまなチューニングを施し、サーキットでガンガンエンジンを回してる車ならまだしも

適切なエンジンオイル交換をしていれば、街乗りの車で10万Kmほどでターボが壊れることはほぼありません

最初にエンジンオイルを抜いた際、かなりドロドロのオイルが出てきましたので

オイルパンを外し確認します

エンジンの下にあるオイルパンです ここにオイルがたまってます

オイルパンを外しました(夜になりました)

丸印がエンジンオイルを吸うストレーナーです ここからオイルが吸われエンジン中に送られます

先端は茶こしみたいになってまして、見てみますと

すごく茶こしが詰まっているのが分かります 

これはエンジンの燃えカスが堆積したもの 俗にいうスラッジというやつ

定期的にオイル交換をしていれば、こんなに溜まりませんし通常オイルエレメントがキャッチします

だからエンジンオイルの交換・オイルエレメントの交換って大事なんですよ?

余談ですが、この写真撮ってる時にスマホにオイルが垂れてきましてベトベトになり心に傷を負いました スマホケース高かったの…

オイルパン内もスラッジだらけ

こんなかけらみたいなのがたくさんいます

これがストレーナーの茶こしにつまり、エンジンオイルを吸えなくなってしまい

ターボがオイル不足による潤滑不良に 結果タービンの軸が折れ異音につながったと想像できます

つまりは、ターボだけ交換して完了にしてしまうと、

すぐにストレーナーが詰まる→またオイル吸い不足が起きる→潤滑不足が発生→またターボが壊れます

オイル吸い不足はターボだけでなく、もちろんエンジンにもダメージ与えます

だからエンジンオイルの交換・オイルエレメントの交換って大事なんですよ?(2回目)

そうしましたら、リビルドターボを組み付け

オイルパン内、ストレーナーもできる限り洗浄して組み付けます

あとはエンジンオイル・冷却水を入れましたら作業完了です

異音は無くなりました

今後は適切にオイル交換をやっていってくれればと思います

改めて言いますが、エンジンオイルの交換・オイルエレメントの交換って大事なんですよ?(3回目)

“ワゴンR ターボ故障 大事なのは原因” への5件の返信

  1. ワゴンRターボ車です。加速すると異音が、登り坂は加速しません、オイル、冷却水、白煙はありません。加速のみ異音が発生します。

    1. コメントありがとうございます。
      コメントの内容ですと、何とも言えません
      お近くの整備工場へ診断していただくことをおすすめします

  2. 走行中にカラカラと異音、暫く走行、マフラーから白煙が出てきました、EGオイルゲージ半分位オイルが減っております、エンジンをかけるたび白煙が出ます、

    1. 異音の種類にもよりますが、エンジン本体の不調も考えられます
      整備工場へ点検を依頼することをおすすめいたします

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