日産 NV200 クラッチ切れない修理 CSC機構…

ワシヅオートセンターです

日産 NV200バネット です 走行距離は約20万km

クラッチが切れなくなった!ということで入庫しました

そうです MT車です

リフトで上げてみますと、ミッションのあたりがウルウルしています

フルードが漏れてるようです

フルード漏れによって、クラッチペダルを踏んでも圧が掛からず

クラッチが切れなくなったのでしょう

写真は撮れてないです なぜかというと,僕が作業してないので…

気が付くとさくさく作業が進んでいきます

降りたトランスミッションです

それにしても小さいですねー この中に1~5速とバックのギヤが収まっていると思うとなかなかすごい

そして、詳しい人なら気が付くかと思いますが

この車には、レリーズシリンダーとフォークが居ません

過去のブログから引用ですが、↑こんなのがレリーズシリンダー

このお車は、どおなってるかと言いますと

すでに新品が搭載された写真ですが、こんな感じになってます

レリーズフォークが無く、シリンダーが直接レリーズベアリングを押してる感じ

「CSC」という機構でして、もともとはルノーに使われていた機構らしいです

日産とルノーは関係がありますので、一時期の日産車のクラッチにはこれが使われています

プラスチック製ですし、漏れたらミッションを降ろさないといけないし、熱害受けるし、

この機構、あまりいい評判は・・・です

これが外したフルード漏れを起こした古い方

ジャバラのブーツはなくなってしまっています

ベアリングも回すとゴロゴロしてますので、交換時期です

部品は一緒にくっついて出ますので、どのみち同時交換になります

外したクラッチディスクとクラッチカバー

よく見てみますと

リベットぎりぎり ちょうど交換タイミングでございました

ちなみに、冒頭で書きましたが走行距離20万km

なんと、初のクラッチ交換 しかも、ほとんど市街地を走行

運転手さんナイスクラッチワークです!!

しかしながら、逆の考えをすればクラッチ交換のタイミングは、このCSC機構のシリンダーも同時交換をした方がいいというわけであります

このへんは転ばぬ先の杖です

そうしましたら、新品のクラッチディスクとカバーを組付け

ミッションをエンジンとドッキングすれば作業は完了です

クラッチのマスターシリンダーもプラスチック製

現状では漏れたりはしていませんが、何かあってからでは嫌なので一緒に交換

こちらも、転ばぬ先の杖でございます

最後に、フルードのエア抜きを行い作業完了です

近年、マニュアル車に乗る人が少なく、クラッチ交換作業も少なくなってきました

また、回転率重視でこのように少し時間のかかる作業を断る車屋さんも居るそうで…

しかしながら、まだまだマニュアル車は走ってますし、新車としても発売されてますし、

なによりも「マニュアル車がたのしいー!」という方も多くいらっしゃいますので

ぜひ、こんな作業もワシヅオートセンターへご相談ください!

“日産 NV200 クラッチ切れない修理 CSC機構…” への2件の返信

  1. はじめまして。
    今回自分のNV200のクラッチ交換に際しまして、参照させて頂きました。
    最後のクラッチエア抜きの際にCSCのピンを抜き、パイプをずらしエア抜きをすると思うのですが、2つあるピンのどちらを抜けば良いのでしょうか?元々着いていた部品にはピンが1つでした(恐らく部品の変更でしょう)。
    交換がクラッチが軽くなり、繋がる位置がペダルの踏み込みの奥の方になった気がします。
    ご教授よろしくお願いします。

    1. コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、仕様変更で新しい部品は2つのピンのタイプが供給されてきます
      両方のピンを抜いて(引き上げて)ください
      整備書ではブリーダプラグに近い側が1、遠い側が2となっていて、
      引き上げる際は1→2 戻す際は2→1と厳密にはなっています
      ブレーキとは違いクラッチフルードはなかなかエアが抜けないことが多いです
      ワンマンブリーダ等お持ちだとしても、エア抜きはクラッチ踏む係を呼んで2人で作業したほうが作業が確実かと思います
      参考になれば幸いです。お気をつけて作業なさってください

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