ワシヅオートセンターです

同業他社よりご依頼いただきました 車検で入庫のキャンターガッツ FB511B です
「キャンター」ではありません「キャンターガッツ」です

ちゃんと「ガッツ」です
見た目はほぼ一緒ですが、違いは主に積載量です
1.5t積がキャンターガッツ 2t積がキャンターとなります
その他、エンジンやミッション・タイヤサイズなどいろいろと違がいます
余談でした
乗って早々に気付くのですが

サイドブレーキが目一杯まで引けてしまいます
目一杯まで引いてようやく効いてる感じです
このお車、サイドワイヤーでしか遊び調整ができません
しかしながら、すでにワイヤーの調整しろが残っていません
センターシューがすり減ってる可能性が高いので確認してみます

センタードラムを開けるため、まずはプロペラシャフトを抜きます
プロペラシャフトには取り付けの位置が決まっているので、合いマークをつけておきます

もちろんデフ側にも
私はなるべく広い範囲に合いマークを付けるようにしています
目立たないようにチョンとだけ付けると、
いつの間にか消えて後々、自分が困ります(^_^;)

プロペラシャフトが外れましたら、センターブレーキを開けます
ここだけ見ると軽のドラムブレーキみたいですね

開けますと、センターブレーキがこんにちわします (✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
暗くて見にくいですが、だいぶブレーキシューが減っています
ワイヤー式ですのでホイールシリンダー等はいません シンプルな構造です
スーパーカブのブレーキをイメージしてもらうと分かりやすいですかね?(逆に分かりにくい?)
見る人によっては分かるかもですが、すでにワイヤーは緩めてあります

新品を手配しました


ちょっと見にくいですが、減ってるのが分かりますか?
このちょっとした差ですが、サイドの引きが変わります

ドラムもだいぶ荒れてますので、ペーパー掛けてキレイにしておきます
この作業を怠ると、効きに影響します

シューの当たり面にグリスを塗りまして

新品のシューを組み付けます
新品は見てて気持ちがいいです

ちなみに、シューホールドスプリングが上下で長さが違いました
注意が必要ですね
このあたり、ブログ用に写真を撮っていると役立ちます

残り、ドラムとプロペラシャフトを戻します
シャフトなど下回りのボルトには、スレコンを塗って組付けます
こうすると来年の自分が喜びます

最後に、サイドブレーキの引きがいい感じになるよう
サイドワイヤーを調整します

いい感じです
試運転後、ブレーキテスターできちんと制動力が出ているか確認すれば作業完了です
サイドブレーキの効き だいじですよ!
特に荷物を積むトラックは、ブレーキ超だいじな部品です
車検や点検の時期に限らず、違和感を感じましたら早めに車屋さんに相談しましょう
余談ですが
ここ数ヶ月右手首の腱鞘炎に悩まされていまして
手をよく使う整備業にとっては、まさに痛手でございます
ちなみに、何が一番きついかと言いますと

一部の車に残っております、窓の開け閉めするハンドル
通称「くるくるハンドル」です
これを回す時が最も痛みをともなっています
しかしながら、最近は手首を使わず、肩を使って回すことにより
痛みを回避する、新たな技を習得いたしました
ちなみに、私生活では背中を掻く動作ができず支障をきたしています
以上、個人的な余談でした