ワシヅオートセンターです

トヨタ カムリ(AXVH70)
点検で入庫です

もうタイヤが限界ですね
こまめに点検で入庫いただいてまして、前からタイヤがそろそろだよって話してまして
今回の点検で一緒に交換します
行きつけの車屋さんがあり、こまめに点検することで、適切なタイミングでの部品交換を計画することができ
長い目で見ると費用が抑えられたり、車を長持ちさせることができます
今回のカムリはできたらもう少し早く交換してもよかったですけどね、スリップサイン完全に出てますので(;^_^A

タイヤを外したところです
今回はタイヤの他、もうひとつ部品を変えます

それがこれ 「TPMS」 タイヤ空気圧センサーです タイヤ空気圧監視システムなんて呼ばれたりもします
このセンサーでタイヤ内の空気圧を読み取り、車に情報を飛ばして、メーターやナビの画面に空気圧を表示させたり、パンクなどで空気圧が減った際に警告灯やメッセージを表示させたりします
日本車でも徐々に新車装着され始めています
空気圧センサーがあることで空気圧の低下が数字として目で分かるようになります
特にランフラットタイヤは空気が抜けてもタイヤが凹まないので、空気が抜けたことに外観からは気が付きにくくバーストの危険が高まります
ランフラットの標準装着車が多いアメリカやヨーロッパでは早くから普及していまして、装着が義務付けられている国もあるそうです
このセンサーはもちろん電源が必要になるわけでして、配線を回転するタイヤへ引っ張るわけにも行けませんので、この本体の中に電池が内蔵されています
もちろんですが、電池ですのでいつかは電池切れしてしまいます
この電池の寿命は5~7年と言われてまして、電池切れすると空気圧が表示しなくなるだけでなく、メーターにエラー表示も出てしまいます
空気圧センサーだけ交換したいよってなっても、タイヤのビートを落とすか、タイヤ外したりしないといけないので結局タイヤ交換と同じ作業になりまして、工賃も同じくらい掛かります
今回のカムリはちょうど新車から5年目 このタイミングを逃すのはもったいないですよね
よくバルブのキャップにセンサーつけて、空気圧表示できるパーツ(間接式と呼んだりします)もありますが、これはバルブ自体がセンサー(直接式と呼んだりします)になります
電池だけ交換できればいいのですが、交換できない構造ですのでセンサーごと交換になります
ネット見てると試行錯誤して電池だけ交換している方もいるようですが… うちでは行えません

交換作業に移ります
事前に交換することを決めていたので、タイヤと一緒にセンサーも手配済みです
交換してササっとタイヤを組みたいところですが、少しお待ちください
センサーにはIDがありまして(7桁の数字とアルファベット)それを車に登録する作業が必要です
当たり前ですが、タイヤをはめたら見えなくなりますので事前にメモしておきましょう
現代っ子はスマホで写真撮っておけば大丈夫です
ちなみに僕、最近スマホをGooglepixel8aに機種変更しまして(9aが出た直後で安くなってた)、前のスマホが苦手だった至近距離の写真がきれいに映るようになりました
写真自体の奇麗さもUPしてますし、暗いところでもしっかりと写ります 素晴らしい!
もっと早く変更しとけばよかったと思ってます

写真撮り忘れましたが、4本ともタイヤとセンサーを交換しました
そうしましたら、診断機繋いでIDを登録します

登録完了です
空気圧だけじゃなく、温度とかも測れるんですね 知りませんでした
ちなみに、カムリの場合はどこにどのタイヤ(センサー)を付けたかは関係ありません
車側でリセットかけて数分走ると、どこにどのタイヤ(センサー)が付いてるか車側が自動で判断してくれます

完了しました
また5~7年後のタイヤ交換のタイミングでこの作業しましょう
(株)ワシヅオートセンター
静岡県湖西市鷲津1138-1
TEL 053-576-0348
8:00~18:30
定休日 日曜・祝日