ワシヅオートセンターです
トヨタ ハイラックスサーフ(KZN185)です
車検の依頼で入庫頂きました
今までは他社で車検等行っていたようですが、今回弊社で作業をご依頼いただきました ありがたいですね
点検していきますと、ロアアームのボールジョイントブーツが気になります
ぱっと見は深いひび割れのようでしたが
よく見てみますと、破れていました
こいったゴムのブーツ類が破れていると、車検は通りませんので交換が必要です
ですがですが破れてなくても、ひび割れして破れそうな状態だったら交換したほうが安心です
破れそうなゴムは装着したくないですよね
こちらのお車はブーツだけの設定が無く、アッセンブリ交換になります
ナックルの一部のような感じで部品が設定されていました すこし珍しいですね
ブーツだけの設定があれば、ブーツだけ交換すれば費用も抑えられていいのですが
年式や走行距離が伸びてる車、まだまだ乗り続けたいって方はボールジョイントごとの交換もアリです
ボールジョイントも消耗品の一つです
車種によってはロアアーム交換になって費用が大きくなることもあります
そのあたりはお金がかかる話ですのでオーナーさんと相談です
もちろん、ボールジョイントにガタがあれば問答無用でボールジョイントごと交換です
取付完了です
続いてフロントブレーキのブレーキホース
ひび割れがあります
反対側もひびがありました 両方交換です
外して見るとよく分かりますが、結構きてますね
ブレーキホースが破断してしまうとブレーキが効かなくなりますので大変危険です
ひびが発生した時点で交換するのがベストです いやマストです
ブレーキホースってボディと足回りの橋渡し役です
ハンドル切ったり、段差とかの揺れで、ボディと足回りは別々の動きをしますのでブレーキホースは曲げられたり伸ばされたりします
ただ強度があるだけでなく、しなやかさも求められてる部品なんですね だからここだけ鉄の配管ではなくゴムのホースなんです
距離や年数が経つと、交換が必要になってきます
サーキット走る人はメッシュホースに変えたりしますよね
ブレーキのタッチが良くなったり、見た目もカッコよくなりますが、メッシュホースはしなやかさが少ないので破損しやすく寿命も短めです
しかもひび割れが見えないので、定期的に交換することが必須です
フルブレーキ時に破断すれば大クラッシュです
決して、メッシュホースがダメとかではないですよ メリット・デメリットをよく理解して装着すれば優秀なパーツだと思います
これは交換後の写真ですが、リヤのブレーキホースも交換しました
同じ材質で同じ時間・距離を過ごしている部品です 遅かれ早かれ悪くなりますので一緒のタイミングで交換しておくことがおすすです
続いてリヤのドラムブレーキのホイールシリンダー
フルード漏れしています
幸いホイールシリンダーに酷い錆や虫食いはありませんでしたので、カップ交換で対応
特に鉄シリンダーの場合は、漏れてなくても・固着していなくても定期的にカップ交換していくと安心です
運送業などで沢山走るお車は車検毎に実施させていただいてるお客様もいらっしゃいます
最後にブレーキフルードのエア抜きを行いまして完了です
その他、エンジンオイル交換など車検整備を実施致しました
今回、車検のタイミングでいろいろと交換させていただきました
どれも修理と言うよりメンテナンスの一つだと思います
定期的にお車をチェックしていい状態をキープしていきましょう
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